「ビジネスをなめんな」と言われました
2年前、ある方からコンサルを受けていた時代に、
「観(勘)が良さそうだから」と見込まれて、あるコーチングスクールの東京校の校長に抜擢してもらったことがありました
しかし、その後、私が知らない間に、相方がいつの間にか高額の契約をその方の師と結んでいて、あとで私が代わりに契約解除を申し出たことで、先方の反感を買ってしまい、金銭を巡るトラブルが発生してしまいました
既にコンサル代として十数万円支払っていたのですが、スクールの話は無かったことになりました
さらに、「契約金の残額(約60万円?)を支払うかは任せます」と言われ、こちら側にも、一度交わした契約を解除する申し出をしたことと、既にコンサルが始まっていたことの落ち度はあったため、罪悪感もあり、全額支払うか悩みましたが、
当初の話とそぐわないことや、私の活動や紹介により、先方に新たな契約が数件生まれて貢献していたことも鑑みて、三日三晩、冷静に考えました
その結果、「既に支払った分は仕方ないとして、残額は払わなくても良い」と判断し、ひたすら平謝りして、なんとかくぐり抜けた修羅場がありました
そのときに、その方に言われたのが、「それでいいんですか?普通みんな払ってますよ?ビジネスを舐めんなって話ですよ。もうこの話はこれでおしまいにして、今後、いっさい持ち出さないことにしましょう。くれぐれも裁判沙汰なんかにはしないように。」という言葉でした
このときは、自分の甘さと、ビジネスに対する恐怖心を覚えました
同時に、カタチのないものを提供するときに、一歩間違えれば詐欺ともなり兼ねない可能性や、
人を幸せにするサービスの提供の仕方とは何かを深く考える機会となりました
また、別の話では、六本木で新しくスポーツジムを開業し、そこでコーチングを導入するので、ぜひ渡邉さんを紹介したいと、以前、お世話になった方からお話をいただきました
そこでは、LGBT(セクシャルマイノリティ)に関する理解を深める趣旨のコンテンツも導入したいということだったため、
ちょうど自分がやってみたいことと重なったので、ありがたく請け負う方向で、六本木のオフィスに出向き、代表とミーティングを重ねました
しかし、臆病な私は、市場が男性7割、高級志向、経営者向け、ロジカル重視であり、六本木という立地のプレッシャーに、自分には出来ないんじゃないかと、内心ずっとドキドキしっぱなしで、
せっかくのお話でしたが、明らかな経験と力不足を感じてしまい、残念ながら、フェイドアウトするかたちとなりました
こういった出来事から、またまた、自分のビジネスに対する甘さを痛感させられたのでした
現在に至っても、ビジネスに関しては、相変わらず、甘々な私です
対個人では、私に何が提供できるかや、値段設定なども明確にあり、経験もそれなりに積んできてはいるのですが、ブログも毎日更新する体力もついていなければ、周知もうまくできていません
何より、この人なら任せられる!といった存在感、信頼を得られていないと自分では評価しています
また、対組織や、先日行った天然石の展示会販売もそうなのですが、集客して、必要な人に必要なものを届けるといったマーケティングは、まだまだ全然、うまくいかず、趣味やお遊びの域を抜けられていません
これでは、しばらく給与収入に依存してしまいそうです
「ビジネス舐めんな」
この言葉は、いまだに響いてきます
いつかは、地元の市役所にも、力をつけて、胸を張って帰り、価値あるサービスを提供し、恩返しできたらという夢を持っています
もともとは、地元の市役所で、身近な人が何人も、自ら命を絶ってしまう出来事に遭遇し、自分に出来ることを始めたいと思ったのも、上京したひとつのきっかけでした
小さな歩幅かもしれませんが、一歩ずつ、着実に、前に進んでいけたらと思っています