自分らしく最幸の人生を創造する生き方のススメ

高卒、性別違和、田舎の実家暮らしだった私が、本当の自分で生きると決めて、やりたいことしかやってはいけないルールのもとに行動に移した記録。得意なことはライフデザイン。本当の望みを実現するために、自分の本音を知っていくこと。それさえわかれば、勝手に道は開いてゆける。

インスピレーションが具現化した日

ライフデザインメソッド®(以下、LDM)のレベルアップクラスを受けていたときに

 

何度も何度もイメージとして降ってきたのが

 

クリスタル(天然石)でした

 

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小さい頃から石が大好きで、

 

地元の山や河原で水晶を見つけては大喜びしていましたが、

 

大人になってからは、

「石が好きだ」なんて言うのも恥ずかしくなって

 

密かにクリスタルを3つ持っている程度でした

  

 

LDMのセッションを受けているときに、

やはり何度もイメージが浮かぶのですが、

 

「これってインスピレーションなんかな?」

 

くらいに受け取っていて、

   

 

ワークの中でヴィジョンを視覚化するときに

 

沢山の水晶や天然石に囲まれていて

 

みんなが集まっている和やかな雰囲気や自然の景色を描きました

 

これは、実際にワークで書いたシートです

 

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いま、振り返って見ると、

 

「石を売っている」

「水晶に囲まれてなお健康」

 

めっちゃ石のこと、書いていますね 笑

  

これを書いたのが、【2015年4月7日】でした

 

実現日を3年後の【2018年4月7日】に設定してありますが、

 

たった1年で、既に石売ってました!!

 

しかも、他にも書いてある

「日当たりの良い家(白基調)」に移り住んで 

 

「観葉植物」わんさか成長しています

 

「カフェ会」もやってるし、なお健康です!

 

 

これを書いてる頃には、

 

いったいどうやって?

 

どこから仕入れて?

 

まったくツテなんてないし、、

 

というところから始まったのですが、

 

 

そのあとの、

アドバンスクラスの同期との相互セッションの中で

 

48時間以内にとれる行動を決めたときに、

 

「日本で1番好きな三重の石屋さんにメールする」

 

っていうアクションをしてから

 

その石屋さんから

 

「渡邉さんのヴィジョン、最大限に応援させてください」

 

という快い返答をいただき、

 

テンション上がるような素敵な石を

格安で仕入れさせていただいたり

 

「あっきーから石を買いたい」と言ってくれる人が現れたり

 

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初めてフリマに出展して小学生が握りしめたお小遣いでいっぱい買ってくれたり

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お茶会を開くといつも

「お客さん来てくれるかな」

 って不安になるんですが

 

それなりにいつも満員御礼で

素敵な人たちが来てくれて

互いにほっこり癒されて

 

「こんなに安く買えたら他では買えない〜」

とか

「この雰囲気がすごく好きです」

などと喜んでいただいたり

 

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そして、今年の5月には、

念願の「店舗でお店やる」が叶って

 

吉祥寺で、

4日間限定のアースマジック展を開催しました

 

その際には、さらにグレードの高い天然石を沢山貸していただいて

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売れた分だけ還元するかたちで委託してくださり

 

豪華な展示販売会&お茶会を開くことができました

 

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来ていただいた方との新たなご縁も繋がって

 

最高のひとときを過ごすことができました^ ^

 

 

インスピレーションが降りてきたら、

 

「そんなものどうやって?」

 

は、さておいて

 

出来ることから実行すると

 

自分でもびっくりするほどスムーズに事が運んでカタチになることを

 

実際に経験させていただきました!!

 

ぜひ、あなたも、

インスピレーションが降りてきたら、

 

ちゅうちょせず、そのときにできるこど、ぜひ行動に移してみてください

 

きっと良いことが起こると思います

 

 

インスピレーションを受け取りたかったら、

 

ぜひ、体験セッションを受けてください

 

 

セッションを受けてくれた方は、

 

かなり高い確率でインスピレーションを受け取り、

それを具現化しています

 

そして、どんどん自分らしく

好きなものに囲まれて

 

やりたいことをやって、人生を歩まれているご報告をいただいています!

 

 

あなたのお申込みをお待ちしています(*^^*)

 

◆体験セッション
所要時間:60分 (個人差あり)
形態: 対面 または Skype
※対面の場合、原則、都内の指定場所となりますが、相談可能です

金額: 5,400円(体験価格は2回まで)


お申込みは、以下のフォームからお申込みください

https://ssl.form-mailer.jp/fms/fa62fef8432302

 


◆LDMアドバンスクラスで習得したツールを使った体験セッション(月10名まで)
※幸運を呼ぶきれいなポイント水晶付
2回目まで 5,400円(税込)
3回目以降 10,800円(税込)

◆継続コース (残り3名)
※毎月、あなたにぴったりな天然石をプレゼント!(約5,000〜1万円相当が3個もらえる)
月1回×3ヶ月:32,400円(税込)
月2回×3ヶ月:64,800円(税込)

◆The GAME(全8回)

※4〜8ヶ月(個人差あり)Coming soon!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浴衣姿、お披露目します

先日、江戸東京たてもの園で浴衣撮影イベントをして

 

恋する写真家 ちひろさんから

 

出来上がった写真が届きましたのでお披露目します🌟

 

 どうぞ!!!

 

 

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ちょっ、

 

み、みんな、素敵すぎる〜〜(≧∇≦)✨

 

 

 

 

恋する写真家ちひろさんのホームページはコチラ

  http://photographerinlove.wix.com/ch1i#!home/mainPage

 

ちーやん!!!

 

素敵な写真をありがとうございました*(^o^)/* 

 

 

 

着たいものを着る

昨日は、

 

恋する写真家ちひろさん(ちーやん)からお声かけいただき

 

クリスタルカフェ共催の江戸東京たてもの園で浴衣撮影イベントを開催しました^ ^ 

 

 

ちーやんからメッセージをもらったとき、

 

 

そ、それは、面白そう(((o(*゚▽゚*)o)))!!!

 

 

と思ったので、二つ返事で決めてから、当日の開催までスルスル〜と流れるように日時などの詳細も決まり、参加者も埋まり、

 

ありがたいことに、浴衣を貸してくださる方、着付けしてくださる方なども現れて、

インスピレーションがノンストレスにストンと具現化しました

(いつも、クリスタルカフェは、参加者の皆さまに助けられているので、本当に感謝です)

 

たてもの園は、うちの目の前にある小金井公園の中にある施設なので

 

うちでお茶して、みんなでほっこりお話して和んで

 

(企画段階から予感はしておりましたが、今回の参加者の皆さまは、クリスタルにはあまり関心がなかったので、一応は石を並べてみたものの、反応が薄〜いのが個人的にツボでしたw)

 

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↑石にまったく興味を示さない皆さん 笑

 

自己紹介と、楽しくお話したのちに、着替えを済ませて、たてもの園に移動しました

 

たてもの園の中は、異空間にタイムスリップしたかのような素敵な雰囲気で

 

みんなテンション上がりました^ ^ 

 

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参加者の皆さまからも、

 

「久しぶりに浴衣を着て、こんな素敵な場所での撮影」

「初対面の方がほとんどでしたが、皆さん素敵な方々で楽しい一日でした」
「日常から離れた夢の様な体験」
「夏にやらないと絶対後悔することがギューっと詰まっていました!」

「みんなで浴衣を着てのんびり散策した後に、
古民家の庭や縁側での撮影会は緊張しましたが、楽しかったです( ^ω^ )!」

「色んなお気遣いをありがとうございました!あんな素晴らしいお着物と着付けをして頂き、和装コスプレに火がつきました〜。」

「素敵な企画をありがとうございました!」

 

などなど、大満足いただけたようで、主催した側としても、嬉しかったです^ ^

 

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皆さんほんとに艶やかで素敵でした〜!

 

 

 

私は、今回、今まで着たかったけど、着てこれなかったメンズの浴衣を着るということに チャレンジしました!

 

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『着たいものを着る』

 

 

どうしてこうも簡単なことが今まで出来なかったのでしょうとも思いますが

 

人の評価、人の目というものは、

どうしても気にしてしまうもの

 

みなさんだって少なからずそうでしょう?

 

 

本当は経験してみたいのに、経験しないでいると、いつまでも欲求として残ります

 

経験し尽くして、

満たされると欲求は消えて
新たなステージへと向かいます

 

好きなものを好きと認め

それを選択していく勇気は

 

きっと自分をもっと素敵な世界に連れていってくれると思うのです

 

 

恵まれすぎた天気のもと、ちーやんは7人の撮影をして、本当に大変だったと思うのですが、

 

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すべての撮影を終えて

 

 

「やりきった!!!!!!!!」

 

 

と、本当にやりきった顔をしていました^ ^

 

写真の出来上がりが、今から楽しみです!!

 

※この記事に掲載の写真はすべてiPhoneで撮影 しました。出来上がりはまた後日^ ^

アーシングをしてチャクラを整える

先日、朝カフェイベントを開催して

 

早朝からみんなで小金井公園に集まり

 

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アーシングしながら

 

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真琴という楽器を使って瞑想したり

 

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LDMアドバンスクラスで習得したチャクラを整えるツールを使ってグループワークをしました

 

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すっかり整ったあとに

 

 

最後には、順ちゃんお手製の朝食をいただいて

 

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モグモグモグモグ

 

 

お絵描きも始まって

 

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絵本も読んでもらって

 

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今回、初めましての人も

 

みんなほっこり繋がって

 

自然と調和し

 

大満足で、幸せな時間を過ごしました♪

 

 

クリスタルカフェに集まってくださる皆さま 

 

いつも平和で豊かな時間を一緒に創っていただいて

 

本当にありがとうございます✨

 

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感謝〜(*^^*)

 

 

 

次回のクリスタルカフェは、8/6の浴衣撮影イベントです♪

 

定員超(+2名)のため、キャンセル待ちとなりますが、また次期開催が決まり次第お知らせさせていただきます

 

コラボイベントも面白そうだなと思ったらやっていきたいので、

 

ピンときたら、ぜひアイディア聞かせてください

手に入れた宝物

そういうわけで、私は、まったく自分のセッションには自信が持てないまま

Wワークとして、週末起業というかたちでやってはいたものの、内心、お客さんに対して

「来んな〜!!」と思っていました 笑

お申込みが入ったときには、
いつもドキドキして緊張していましたし、

貴重な時間をさいて、お金を払って(たとえ無料でも)、私のセッションを受けてもらうなんて、

恐れ多くて、とんでもなくて
来られたら困っていたからです

 

「なんでやってんだ?」
「向いてないんじゃないの?」と

 

笑われてしまいそうですが、
私は、本当に臆病者なのでした

 

 
そんな中で出会ったライフデザインメソッドは、
救世主といえる存在でした


ライフデザインメソッドのツールは、もともと、コーチ、セラピストさんたちが、セッションに活用できるように作られたものだそうです

私は、コーチなんだか、セラピストなんだか、何をしている人なんだか、自分でもよくわかりませんでしたが、

このツールを得てから、セッションをすることが、とても楽になりました

"自分が何かしている"という感覚が消えたのです

相手のハイヤーセルフと繋がり、
相手が自己との対話をするのをファシリテートする、見守り役みたいな感覚になったため


プレッシャーがなくなり、相手と、起きることすべてを信頼できるようになりました

 

私がやるべき仕事は、相手に安心・安全なスペースを与えるだけになりました

 
アドバンスクラスDay1で得られたツールをもって、無料体験セッションを募集したところ、その日のうちに11名のお申込みがありました

1ヶ月で10名以上のセッションをこなし、

3ヶ月を過ぎた頃から有料にさせていただきました

それでも継続して受けてくださる方は沢山いるほど、そのツールを使ったセッションは、お客さんの満足度が高いものでした

 

多い時で、1日に4人やっても、疲れを感じるどころか、楽しさが増すばかりでした 

もちろん、数をこなす中では、うまくいかないことや、悔しいこともありましたが、それがとても良い学びになりました

アドバンスクラスを修了した今、ようやく落ち着いて、本当に自信を持って、セッションができるようになりました

それなりの対価もしっかりと受け取れるようになりました

何より、クライアントさんに、大変喜ばれる機会が増え、成果や結果も面白いほど出てきました

 

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実は、2年前に突然、インスピレーションが降りてきて、カタチにしたいと思ったプログラムがありました

その感覚で、周知文を出したら、
「受けたい!!!」と言ってくれる人が沢山いました

しかし、心底臆病な上、中身もまだスカスカだったので、わかっているのは、その"感覚"だけでした

身につけた既存のものは、どれもその感覚や条件にあてはまらず、すべて役に立ちませんでした  

自分でメソッドを作るしかないと思っていましたが、それは本当に大変なことで、

誰か、理想的なメソッドを作ってくれないかな〜とそのとき、宇宙に投げていました

2年越しに今、アドバンスクラスで得たツールをそのプログラムにあてはめてみたら、イメージどおりの完ぺきなものが出来上がりました

もし、これがそのまま使わせていただけることになれば、私がかねてから夢に見ていた、本当にやりたかったことがカタチになるかもしれません

できるのかどうか、確認と、これからいろいろと調整していきたいと思います

人の役に立ちたいと思って始めたことなのに、初めてのクライアントさんにまんまと育てていただいた話

退職後、伊豆下田から上京し、小田急線沿いの生田駅から徒歩8分ほどのシェアハウスに住み始め

翌月には、赤坂の勝海舟屋敷跡に開かれたコーチングスクールに入学しました

そして、スクールに通い始めて3ヶ月で、初めて有料の継続クライアントが出来ました

私は、ビジネスのことは、今まで一度も学んだこもがなかったので、集客などもまったく気にしていませんでしたが

ブログとFacebookから発信すると、随分と体験コーチングのお申込みが入りました

多分ですが、ずっとやりたかったことをやり始めて、私の発する波動がワクワクしていたので、そのバイブレーションが電波を通じて伝わっていたからです

初めてのクライアントとなってくれた方は、当時の私のブログ記事を全部読んで、会う前から継続を決めてくれたそうでしたが

とにかく、とても変わった人でした

学校の先生だったのですが、現存社会や学校教育の在り方全般に真っ向から立ち向かい、

まるで世界を相手に宣戦布告でもしているかのような印象を受けました

世の中をより良くするために戦う使命を持つ、
開拓者なのだと思いました

そして、その方は男性だったのですが、
「お母さんになりたかった」と言うのでした

そして、セッションをしていると、海辺で母親が赤ちゃんにお乳をあげている風景がヴィジョンとして何度も出てくるので

その先、どうセッションを進めていいのかわからなくなることが多々ありました

スクールで習ったスキルを使って、
立ち位置を変えたり、臨場体験をしたり、
過去から未来へのタイムラインを歩いたり

いろいろ提案すると、一応はやってくれるのですが

なんだか、私に「付き合ってあげている」と言わんばかりの空気を感じてしまって

わかっているけど黙って泳がされてるような屈辱感と、どうしてよいかわからないもどかしさがありました

具体的なヴィジョンやアクションプランは出したくないという抵抗を感じて

「そんなことしなくても、もう既に、やることはやっている」と、ビッチリとセルフコーチングされたノートを見せてこられる

こんなに完璧にやってたら、もうやることはないじゃないかと、内心困り果てて

セッションをなんとか有意義なものにするために「それなら次はこうしよう、こう持っていこう」という思惑を持つと

特にそういった操作やコントロールする感じには敏感に反応されて

Skypeでは、相手との繋がりに違和感を感じたとき、不思議と電波が途切れ途切れになることがよくありました

何度もそれが頻繁に起こったので、その現象は偶然ではないことがわかりました

心で繋がって話しているときは、背中に特有のジワジワする感覚があり、Skypeの音声も画面も、ものすごくクリアなのでした


私が何か戦略を考えようとするもんなら、「何もしなくてよい」という空気を感じたので

ただ話を聴いて終わるという日もありました
何もしない日は、先方は、満足気に終わりました

 

「今日が今までで一番良かった」と言われましたが、何が良かったのかわかりませんでした

そんなセッションで、本当に満足していただけてるかは、正直わからなかったです

こちらとしては、何も出来ないセッションでお金をいただくことは、とても不安でした

話をきいて「すごいですね」と感嘆したり、「そのままでよいですよ」と承認しているのは簡単ですが、

ただ話を聴いているだけでよいのだろうか?

コーチとしては、もっとクライアントが気づいていないところを導いて、リードする必要があるのではないか?

具体的なヴィジョンやアクションプランを引き出さなくてよいのだろうか?

何より、結果を出すのがコーチの仕事じゃないのか?

 

何もしたくないなら、そもそも、この方は、なぜコーチングを受けたいんだろう??

 



最初に、なぜコーチングを受けようと思ったのかは当然聞いていました

本を執筆していることや、学校教育の改革のこと、お母さんや子どもたち向けの独自のワークショップなど

先生を辞めて、独立する意欲がある旨をおっしゃっていました

なので、私はそこに向かって一緒に歩むことが、自分の役割だと思っていました

私がその方の理想のヴィジョンを勝手に描き、それを実現するために具体的な一歩を決めようとすると

ニカ〜っと満面の笑顔を向けてくれながらも、
あてがはずれたような、残念な心の声が聞こえてきてしまうので


「また、ダメだったか〜」


というように、毎回、セッションの度に、
私は完全にお手上げ状態になるのでした

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最初の3ヶ月は、このような押し問答をただひたすら続けていただけでした

今までも、その方は、コーチを付けては、
ケンカしてやめたとおっしゃっていたので

私もそろそろ、いい加減切られるんじゃないかと思っていました

そして、何も出来ないまま、3ヶ月の期日がやってきて、いよいよ最後のセッションを迎えました

すると、意外なひと言をいただき、
思わず聞き返してしまいました


「継続をお願いします」


まさかの再継続のお申し出をいただいたのです

完全に予想してなかったので大変驚きました

またチャンスがやってきたと思い、
「今度こそ」という思いが湧いてきました

と同時に、

もがいても答えを見出せなかった3ヶ月を経て、

次の3ヶ月は、一体どうすれば良いのかわからず、喜びと焦りの気持ちが混ざっていて、なんとも複雑な思いでした

電車で移動するときも、お風呂に入っているときも、寝るときも、常に、そのクライアントさんのことで頭がいっぱいでした

どうしたら、この方に100%貢献出来るのだろう


答えを見出せないまま、

新たな3ヶ月がスタートして、改めて、
私とのセッションに何を求めているのかを伺うと

なんと、

「仲間が欲しい」とおっしゃるのでした

私は、拍子抜けしてしまいました

起業に向けてのヴィジョンを描いたり、一歩を踏み出したりということは、私に求められていたことではありませんでした

あなたのために用意した時間、100%貢献したいと願っている

そんなのもう既に、十分に仲間なんじゃないかと思いました

でも、どうやら、それはまだ仲間と思われていないことに気がつきました

難しく感じましたが、少し、糸口が見つかった気がしました


次の3ヶ月は、何もしないことに徹しました

今という繋がりにだけにフォーカスをあて、
そこからズレないようにすることに
細心の注意を払いました

 

結果を出さなければならないという執着も捨てました

 

結果を出したいという思いは

自分の立場を守るためや

私のしたいことであると知り

 

自分が欲するところでなく

相手が欲することだけにこたえるように気をつけました

すると、Skypeもクリアに繋がり、
対面でも繋がって共にいる感覚がありました

抵抗はまったくありませんでした

多くの経験を共有できました
シンクロニシティも増えました

奥さんや息子さんともお話させてくれたり
神社にお参りに行ったり

残り時間を気にすることもなく
美味しいコーヒーを飲んだり
豊かな時間を共有させてもらいました

気づいたら、3ヶ月が終わって
そこで、契約は終了となりました

私は、本当に多くの学びをいただきました

 

 
私の気づきと感謝を綴ったFacebookの投稿をみて

「卒業式の答辞を聞いたようだ」

とコメントしてくださいました

 

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してやられました、、

 

私がコーチとして導く立場だと思ってやり始めたのに

 

気づいたら、立派に一人前に育ててくださいました

 

 

そのとき、ああ、この方が本当に望んでいたことって、

 

これなんじゃないかなと気づきました

 

 
そして、その方は、今ではすっかり有名人となり、

全国でご自身のワークショップを繰り広げ

「それでいいんだよ」という教えを

背中で私に魅せ続けてくれているのでした

 

 

先生には、本当に心から感謝しています

 

どんな理由があったにせよ、しょせんすべては言い訳に過ぎない。自分の人生より優先順位の高いものなんて本当は存在しない。

市役所に勤めて9年目
 
私は、人生の岐路に立っていました
  
 
それまでも
 
自分が進むべき方向性や
 
本来やるべきことがあることに
 
うすうすは気づいていました
 
 
だけど、それは、
 
『いつか』やるものであり
 
 
それに挑戦できるだけの実力がついたら
 
生活していけるだけのお金が貯まったら
 
周りから価値を認めてもらえたら
 
家族にすべてを納得してもらえたら・・
 
 
そんな風に思っていました
 
 
しかし、
 
私が人生を変えるためには
 
ここで決断する必要がありました
 
 
年に1度だけアメリカで開催される
 
あるセミナーにどうしても参加したい
 
 
そして、今、その決断と行動をすることが、
 
今後の自分の人生を左右することを
 
直観的に理解していました
 
 
当時、私は議会事務局に配属されていました
  
 
市の予算執行、規則や条例の制定など
 
市政において極めて重要な決定機関である
 
"議会"のスムーズな進行の補助や、
 
議員さんへの接遇、議長秘書業務、
 
委員会の書記として議事録を作成することが
 
私の『やるべきこと』でした
 
 
そしてそのセミナーの日程は、 
 
2月の定例会の期間とピッタリ当たっていました
 

私は自分に与えられていた仕事の責任の重さも
 
社会人として何を優先させるべきかも
 
十分にわかっていました
  
 
自分のやろうとしていることが
 
いかにクレイジーで 
 
どれだけ自己中心的でわがままなことか
 
自分に言い聞かせました
 
 
議会事務局は、
 
ただでさえ職員の人数が少ないし
 
自分がいなかったら
 
議会の休憩の間の議員さんが飲んだコーヒーやお茶の洗い物や
 
灰皿をきれいに拭き取ること
 
課長補佐から課長への答弁補助の伝達
 
記者への対応や外部からの電話対応などに
 
あたれる人がいなくなってしまうので、
 
外部から、自分の代わりに応援に入ってもらう必要がありましたが
 
当市には、余剰要員がでるほど職員は採用していませんでした
 

自分に与えられた仕事や責務よりも
 
自分の"やりたいこと"を優先するなんて
 
とんでもないことだと思いました
 
 
もっと計画性を持って
 
仕事を辞めてからやるべきことなのではとも思いました
 
 
こんな相談を持ち出してしまったら、
 
局長や同僚を困らせてしまうし 
 
断られるに決まっているだろうと思いました
 
 
思い悩んではみたものの
 
答えは決まっていました
 
  
なので、頭は、

どのように相談するか
 
職務の代替をどうするか
 
社会人としての責任はどうとるかということを考え始めていました 

 
年末年始の長期休暇に入る前のある日

局長に相談しました
 
 
「局長、ちょっとお時間よろしいでしょうか」
 
 
議会中に私事都合で休暇をとるなんて、仕事を舐めているとしか思えない・・
 
私は相談する前に、そう思われることを承知のうえだったので、
 
こうなったら、自分の身の上を全部話そうと決意していました
 
私が抱えてきた(墓場まで誰にも言わずに持っていくつもりだった)性別違和の悩みのこと

今後、自分が本当にやりたいと思っていること
 
そのために、いまこのセミナーに参加することがどうしても必要なこと
 
そして、そのセミナーでどんなことがなされ、何が得られるかということなど、
 
市役所の人に、こんな話を正直にしたのは初めてでした
  
それまでは、こういう話は、「どうせわかってもらえない」とか、「頭のおかしいやつだ」と思われると思い込んでいたので、ほとんど話したことがありませんでした
 
とても勇気のいることでしたが、
別室で局長と2人きり
 
局長は丁寧に話を聞いてくれました
 
局長は穏やかな方だったので、怒るようなことはありませんでしたが、
 
「最初に話してくれた性別のことは、俺はよくわからなかったけど、議会中の休暇のことは、議会事務局長としては、それを許可することは出来ないな」
 
と言いました
 
私は、自分のすべてをさらけ出したのに、無駄だったことと、結果的に、休暇を承認してくれなかったことに落胆しました
 
そして、やはり、どうしても今このタイミングで、そのセミナーに参加したいという想いだけが、そのときに強く残りました

退職を決意したのも、この時でした
 

後日、もう一度、
局長に時間を作ってもらいました
 
そのとき、2月の定例会の前に退職してけじめをつけることしか、私に残された選択肢はありませんでした
 
処務規程によると30日前までに届出をすることとなっていたので、
 
約1ヶ月後に間に合う1月末をもっての退職を申し出る退職届を封筒に入れて局長に渡しました
 
果たしてそれが、責任のある行動だったかというと私にはわかりません
 
いずれにしても、普通ではない行動だと自覚はしていました
 
すると、局長は驚いた表情で
 
「ちょっと待て、なにも辞めることはないじゃないか。わかった、セミナーには行っていいから。この届出はとりあえずおれが預かる。」
 
と言ってくれました
 
その展開には、私も驚きました
 
 
あんなに難しかった議会中の休暇が、
その一瞬でとれることになりました

そのあと、
局長は私を呼び出してこう言ってくれました
 
「覚悟はよくわかった。あんなものを出されたのは、正直驚いたよ。あのあと、議長や副議長とも話して、休暇は認める方向で動いている。あとは、代替の職員については問題だが、そこは前任のKちゃんにお願いしようと思う。」
  
 
「ありがとうございます。私も、そのことについては、Kさんにお願いしようと思っていました。」
 
 
私の仕事の代わりについては、議会事務局の仕事に精通している前任者のKさんに相談しました

年齢も近く、私の前任の部署(税務課)とちょうど入れ替わりするかたちとなっていたこともあり、
 
前任者がいまどういう仕事を抱えているかや、税務課の仕事と両立しながら代わりを担ってもらえそうかをなんとなく推し量ることができました
 
無理を承知で、どうしても、今学んでおきたいことがあることを話してお願いすると、Kさんは快く受けてくださいました
  
また、局長は、そのあとこういう風に伝えてくれました
 
「1月末で退職するのは、なかったことにしてくれ。もしも、どうしても退職するのであれば、3月末にしてほしい。考え直せることならば、退職もしなくてもいい。」
 
私にとっては、とてもありがたいご提案でした
 
 
「退職をしなくてもいい」
 
 
すべての要望を叶えた上で、差し出された
この言葉には、少しだけ考えましたが、
 
すぐさま、
 
「いま、このタイミングを逃してしまったら、また随分先になるかもしれないし、この感覚の鮮度が落ちる前に、今決断する必要がある」
 
ということをハイヤーセルフが告げていました
 
肚の底から、後に引けない恐怖とドキドキが込み上げてきましたが
 
「ありがとうございます。3月末に退職する方向で、よろしくお願い致します。」
 
と、返答しました。
 

これから、未知なる大海原へ出ることになる
 
自分の冒険に対して、
いま、十分に理解してくれる人や
味方になってくれる人はいないだろう
 
たった1人で、
しかし、長く待ち望んだ
旅立ちのときを迎えたのでした
 
 
 
私は、教育委員会から本庁に移ってから、

「いつか退職するときには、庁舎を前にこのすべてに感謝して市役所を背にするんだ」
 
というイメージをいつも抱いていました
 
 
夕方の帰宅時に、庁舎を前に
 
「本当にありがとうございました」
 
と、心で言って、一礼して、
 
 
経験を積ませてもらったこと
 
給与をいただいたこと
 
学ばせてもらったこと
 
厳しくしてくれたこと
 
親切にしてくれたこと
 
 
すべてに対して、
 
胸いっぱいに感謝と共に庁舎を後にする
 
 
こういったイメージをいつも持っていました
 
 
そして、退職の当日、
 
私はそのイメージのとおり
 
感謝と共に、9年間お世話になった下田市役所をあとにしたのでした
 
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しばらくこういうことは、言えなかったのですが、
 
あのとき、自分の人生よりも、 仕事の役割を優先しなくて
 
本当に良かったと思っています
 

 
そうでなければ、 
いま東京で新しく出逢えた人たちとも
 
かけがえのない経験の数々も
 
味わうことがなかったのですから
 
もしかしたら、辞めたことを後悔するかもしれないと思ったことはありましたが
 
実際、後悔することは一度もありませんでした
 
 
もしも、あのとき私が事故にあって仕事に行けなくなっても、
 
きっと私の代わりはいたでしょう
 
 
現に、誰かに突然の不幸が起きたとしても
 
世の中は同じようにまわり
 
なんとかなってしまうのを見てきました
 
 
私のした選択は
 
決して正当化できることではないですし
 
評価されることでもないです

 
自分勝手な選択で、
 
周囲に迷惑をかけたのも事実だと思います
 
 
だけど、3年経って、

そのことで、職場が今も困ってるなんてことはないはずですし
 
職員としての代わりが入って、仕事は健全にまわっています
 
 
しかし、一方で、
 
「本来の自分で生きること」で周囲に与えられる恩恵というものは、その人にしかできないことでしょう
 
それに代われる人は1人もいないと思います
 

そう考えると
 
例えどんな理由があったにせよ
 
自分の人生よりも大切なものなんて
 
やはり存在しないのだと思うのです
 
 
 
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写真はトランクひとつで上京するとき
サプライズでお見送りしてくれた市役所の同僚たち
 
よき友人と先輩方に恵まれて、私は幸せでした