自分らしく最幸の人生を創造する生き方のススメ

高卒、性別違和、田舎の実家暮らしだった私が、本当の自分で生きると決めて、やりたいことしかやってはいけないルールのもとに行動に移した記録。得意なことはライフデザイン。本当の望みを実現するために、自分の本音を知っていくこと。それさえわかれば、勝手に道は開いてゆける。

普通ではないもの

僕が定義する「普通」とは、あるグループの中で過去の慣れ親しんだ合意が一定の割合の量を占めているものの概念のことをいう。だから当然、グループが変わると「普通」も変わる。

 

既知の合意は、ものごとの方向性や流れをスムーズに理解したり、安定と予測をもたらし、合理的に計画したり、既存のものを充実させる役割がある。
 
ただし、いろいろ事情はあるにせよ、「合意を破ってはいけない」という自分への思い込みや他者への押しつけは、人間の創造力を奪う呪いである。

未知は、人によっては恐れや脅威にもなりうるが、既知の領域にクリエイティブは存在しない。頭での理解を超えた感動や、世の中にない発明は、必ず未知からやってくる。

 
つまり、僕らの中に「普通ではないもの」を発見したときに持つべき態度は、絶望したり、恥じたり、他者を説得したり、既知を捻じ曲げようと力を加えたり、理解が得られないことへ不満を抱くことではなく(←ちなみにこれらは最も抵抗を持続させるコツ)

 

現時点で自分にしか見えていない世界観や新たな可能性を他者と分かち合う意識で表現することによって、誰ともぶつからず、その存在感を見いだすことができる。(僕が捉えている共同体感覚とはこれだ。)


既知は自ずと変化する。(力を加え続けない限り変化しない方が難しい。)

未知は、十分に認知された量をもって、新しい既知となり形成されていく。進化とはきっとそういうもの。