創造に必要なエネルギーの使い方
前回の記事に引き続き、
今度は、
視点を定めると現実を固定化することについて、
その活用の仕方を書いていきたいと思います。
まず、大前提となるのは、
何かをカタチにするときには、
創造に使うエネルギーが必要となることです。
このエネルギーの使い方さえマスターしてしまえば、
引き寄せや望みの具現化はかなり簡単になってきます。
そして、意識にスペースがないと、
使えるエネルギーはごく限られてしまいますので、
もはや不要となったビリーフや
心奪われている何かがある場合は、
それらを素早くクリアリングしていくことが大切です。
多くの人が断捨離を活用しているのは、
このためです。
物理的に物を捨てることで同時に意識のスペースを空けることもできますし、
対話によっても、 不要なビリーフをどんどん削いでクリアにしていくことは可能です。
ブラックボックスの中にあるもの(パンドラの箱)に対しては、自分以外の観察者が増えると簡単に対処できるようになります。
創造に必要なエネルギーは、
ソース(大いなる源)から無限に流れてきているので、
誰もがソースに繋がっていますし、
そのエネルギーを使うことができます。
これが『豊かさ』の真髄です。
さて、創造のエネルギーは、
意志によりフォーカスするところ(エネルギーを注ぐ先)をコントロールすることができます。
思考は『波』のようなものですが、
フォーカスをあてる段階では『粒』となっています。
エネルギーを注ぎ続きたところにおいて、
その粒子が固定化していくので
原初の思考が現実として具現化していきます。
簡単に言ってしまえば、
『いかに具現化したい対象に集中するか』ということが、望みを具現化する最大のポイントです。
何かにフォーカスを合わせ、
具現化する対象を決めることを
『コミットメント』といいます。
対象は複数あっても良いのですが、
エネルギーが分化されるので、
1つの方が純度の高いものが創り出されるでしょう。
複数あるにしても、同じ方向性を向いたベクトルであるかは重要です。
例えば、「北海道に行く」と「沖縄に行く」を同時に決めた場合、何が起こるでしょう。
方向性の違うエネルギーは、互いに引っ張り合います。
現実創造に必要な充分なエネルギーが行き届く前に、波に還ってしまうのです。
なので、「北海道に行った後に沖縄に行く」などと、物理的に整合させる必要があります。
こういうときには、思考が役に立ちます。
計画(プランニング)です。
出来ない理由や、言い訳、まだ起こってもいない心配ごとも同じくエネルギーを逆方向に引っ張るため、具現化しにくくなります。
これは、コミット出来ていない状態です。
これらのエネルギーの仕組みと使い方をマスターすると、面白いほど現実創造が可能になります。
私のセッションでは、このような法則を活用して、意識のクリアリングと望む現実を創造していきます。
そして、「望む現実というもの」をいったい何に決めるか。
実は、ここを決められない方が非常に多いのも事実です。
次回は、本当の望みはどこにあるのかについて書いていきたいと思います。