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自分らしく最幸の人生を創造する生き方のススメ

高卒、性別違和、田舎の実家暮らしだった私が、本当の自分で生きると決めて、やりたいことしかやってはいけないルールのもとに行動に移した記録。得意なことはライフデザイン。本当の望みを実現するために、自分の本音を知っていくこと。それさえわかれば、勝手に道は開いてゆける。

人の役に立ちたいと思って始めたことなのに、初めてのクライアントさんにまんまと育てていただいた話

退職後、伊豆下田から上京し、小田急線沿いの生田駅から徒歩8分ほどのシェアハウスに住み始め

翌月には、赤坂の勝海舟屋敷跡に開かれたコーチングスクールに入学しました

そして、スクールに通い始めて3ヶ月で、初めて有料の継続クライアントが出来ました

私は、ビジネスのことは、今まで一度も学んだこもがなかったので、集客などもまったく気にしていませんでしたが

ブログとFacebookから発信すると、随分と体験コーチングのお申込みが入りました

多分ですが、ずっとやりたかったことをやり始めて、私の発する波動がワクワクしていたので、そのバイブレーションが電波を通じて伝わっていたからです

初めてのクライアントとなってくれた方は、当時の私のブログ記事を全部読んで、会う前から継続を決めてくれたそうでしたが

とにかく、とても変わった人でした

学校の先生だったのですが、現存社会や学校教育の在り方全般に真っ向から立ち向かい、

まるで世界を相手に宣戦布告でもしているかのような印象を受けました

世の中をより良くするために戦う使命を持つ、
開拓者なのだと思いました

そして、その方は男性だったのですが、
「お母さんになりたかった」と言うのでした

そして、セッションをしていると、海辺で母親が赤ちゃんにお乳をあげている風景がヴィジョンとして何度も出てくるので

その先、どうセッションを進めていいのかわからなくなることが多々ありました

スクールで習ったスキルを使って、
立ち位置を変えたり、臨場体験をしたり、
過去から未来へのタイムラインを歩いたり

いろいろ提案すると、一応はやってくれるのですが

なんだか、私に「付き合ってあげている」と言わんばかりの空気を感じてしまって

わかっているけど黙って泳がされてるような屈辱感と、どうしてよいかわからないもどかしさがありました

具体的なヴィジョンやアクションプランは出したくないという抵抗を感じて

「そんなことしなくても、もう既に、やることはやっている」と、ビッチリとセルフコーチングされたノートを見せてこられる

こんなに完璧にやってたら、もうやることはないじゃないかと、内心困り果てて

セッションをなんとか有意義なものにするために「それなら次はこうしよう、こう持っていこう」という思惑を持つと

特にそういった操作やコントロールする感じには敏感に反応されて

Skypeでは、相手との繋がりに違和感を感じたとき、不思議と電波が途切れ途切れになることがよくありました

何度もそれが頻繁に起こったので、その現象は偶然ではないことがわかりました

心で繋がって話しているときは、背中に特有のジワジワする感覚があり、Skypeの音声も画面も、ものすごくクリアなのでした


私が何か戦略を考えようとするもんなら、「何もしなくてよい」という空気を感じたので

ただ話を聴いて終わるという日もありました
何もしない日は、先方は、満足気に終わりました

 

「今日が今までで一番良かった」と言われましたが、何が良かったのかわかりませんでした

そんなセッションで、本当に満足していただけてるかは、正直わからなかったです

こちらとしては、何も出来ないセッションでお金をいただくことは、とても不安でした

話をきいて「すごいですね」と感嘆したり、「そのままでよいですよ」と承認しているのは簡単ですが、

ただ話を聴いているだけでよいのだろうか?

コーチとしては、もっとクライアントが気づいていないところを導いて、リードする必要があるのではないか?

具体的なヴィジョンやアクションプランを引き出さなくてよいのだろうか?

何より、結果を出すのがコーチの仕事じゃないのか?

 

何もしたくないなら、そもそも、この方は、なぜコーチングを受けたいんだろう??

 



最初に、なぜコーチングを受けようと思ったのかは当然聞いていました

本を執筆していることや、学校教育の改革のこと、お母さんや子どもたち向けの独自のワークショップなど

先生を辞めて、独立する意欲がある旨をおっしゃっていました

なので、私はそこに向かって一緒に歩むことが、自分の役割だと思っていました

私がその方の理想のヴィジョンを勝手に描き、それを実現するために具体的な一歩を決めようとすると

ニカ〜っと満面の笑顔を向けてくれながらも、
あてがはずれたような、残念な心の声が聞こえてきてしまうので


「また、ダメだったか〜」


というように、毎回、セッションの度に、
私は完全にお手上げ状態になるのでした

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最初の3ヶ月は、このような押し問答をただひたすら続けていただけでした

今までも、その方は、コーチを付けては、
ケンカしてやめたとおっしゃっていたので

私もそろそろ、いい加減切られるんじゃないかと思っていました

そして、何も出来ないまま、3ヶ月の期日がやってきて、いよいよ最後のセッションを迎えました

すると、意外なひと言をいただき、
思わず聞き返してしまいました


「継続をお願いします」


まさかの再継続のお申し出をいただいたのです

完全に予想してなかったので大変驚きました

またチャンスがやってきたと思い、
「今度こそ」という思いが湧いてきました

と同時に、

もがいても答えを見出せなかった3ヶ月を経て、

次の3ヶ月は、一体どうすれば良いのかわからず、喜びと焦りの気持ちが混ざっていて、なんとも複雑な思いでした

電車で移動するときも、お風呂に入っているときも、寝るときも、常に、そのクライアントさんのことで頭がいっぱいでした

どうしたら、この方に100%貢献出来るのだろう


答えを見出せないまま、

新たな3ヶ月がスタートして、改めて、
私とのセッションに何を求めているのかを伺うと

なんと、

「仲間が欲しい」とおっしゃるのでした

私は、拍子抜けしてしまいました

起業に向けてのヴィジョンを描いたり、一歩を踏み出したりということは、私に求められていたことではありませんでした

あなたのために用意した時間、100%貢献したいと願っている

そんなのもう既に、十分に仲間なんじゃないかと思いました

でも、どうやら、それはまだ仲間と思われていないことに気がつきました

難しく感じましたが、少し、糸口が見つかった気がしました


次の3ヶ月は、何もしないことに徹しました

今という繋がりにだけにフォーカスをあて、
そこからズレないようにすることに
細心の注意を払いました

 

結果を出さなければならないという執着も捨てました

 

結果を出したいという思いは

自分の立場を守るためや

私のしたいことであると知り

 

自分が欲するところでなく

相手が欲することだけにこたえるように気をつけました

すると、Skypeもクリアに繋がり、
対面でも繋がって共にいる感覚がありました

抵抗はまったくありませんでした

多くの経験を共有できました
シンクロニシティも増えました

奥さんや息子さんともお話させてくれたり
神社にお参りに行ったり

残り時間を気にすることもなく
美味しいコーヒーを飲んだり
豊かな時間を共有させてもらいました

気づいたら、3ヶ月が終わって
そこで、契約は終了となりました

私は、本当に多くの学びをいただきました

 

 
私の気づきと感謝を綴ったFacebookの投稿をみて

「卒業式の答辞を聞いたようだ」

とコメントしてくださいました

 

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してやられました、、

 

私がコーチとして導く立場だと思ってやり始めたのに

 

気づいたら、立派に一人前に育ててくださいました

 

 

そのとき、ああ、この方が本当に望んでいたことって、

 

これなんじゃないかなと気づきました

 

 
そして、その方は、今ではすっかり有名人となり、

全国でご自身のワークショップを繰り広げ

「それでいいんだよ」という教えを

背中で私に魅せ続けてくれているのでした

 

 

先生には、本当に心から感謝しています