理想のヴィジュアライゼーションとは
私が恐れていたのは、何かに屈服するという屈辱感を味わうことでした
自分には何もない、だから、いろんなものを身につけて、ひとりでもちゃんと立てるようにならなければならない
その根本には、一人前として認められたいという強い想いがありました
両親から認められるには、
田舎の実家から上京しても、自分の力で生活し、食べていけること
本当にやりたいことをやった方が人生はうまくいくし、絶対的に幸せであることを証明し、古い価値観を払拭すること、
そして、何より、自分の選択が間違っていなかったことを見せつける必要がありました(と、感じていました)
そして、社会から認められるには、
月収7桁になることや、素敵なパートナーがいること、良い家に住む必要がありました(と、感じていました)
少し話はそれるのですが、
私は、20歳頃に引き寄せの法則に出会い、
その後、スピリチュアルな本や自己啓発本を夢中で読み漁りました
進化論が腑に落ちず、宇宙の外側には何があるのか、死んだらどこへ行くのか、我々はどこから来たのか、我々は何者か、
考えれば考えるほど、答えが出ないような、哲学的なことだったり、
いわゆる、真理の探求が好きだったのです
(怪しいと思われそうだったので、本の背表紙を裏返して、部屋のすみに隠していました)
で、
今でこそ有名な、その引き寄せの法則といわれる秘密を知り、試験的に実践を続けてきました
すると、
本当に欲しいと感じるものや、ワクワク感じるものは、臨場体験(先取りして五感で体感)すると、かなりの確率で、後から本当にそれが経験できることを確信しました
しかし、その本当に欲しいものというのが、実は肝心で、
私は上京してすぐ、3年後のヴィジョンを創造したとき、世間一般の代表的な、夢のような成功の図を描いたのですが、
それは、タワーマンションの33階に住んで、お互いを高めあえる最愛のパートナーと暮らして、野菜中心の豊かな食事、自然豊かな環境、好きなコーチングのセッションを仕事にして月収300万円を得ているというような感じのもので、
叶った部分もあれば、
叶わなかった部分もありました
上京して3年、現在の状況といえば、
最愛のパートナーとは出逢えたものの、タワーマンションではなく、西東京の自然豊かな公園の目の前の、日当たりの良い2LDKの部屋住んで、美味しいハンバーグや、食べたいものを食べたいときに食べ、雰囲気の良い有名大学で働き、安定した給与所得をもらい、LDMのセッションと、天然石の仕事を、自分がしたいときにして、月収は35〜50万円という生活を経験しています(2016.5月現在)
これは、LDMの最初のセッションで出てきたものが、そっくりそのまま叶っているのですが、
誰かの成功で描いたヴィジョンでは、本当に欲しいとか、心地良いと感じるものではないので、それは叶わないのです
LDMは、インスピレーションを受け取って具現化するので、それは、思考を超えて、自分の人生にぴったりな、最適なヴィジョンが降りてくるので、見事に叶いやすいのです
自分に最適なヴィジョンを、「身の丈にあったものしか叶わない」というネガティヴなものとして捉える必要はなくて、
もし、今、本当に望むものがすべて叶っても、物足りないと感じたり、もっと経験したいことが湧いてくるならば、
さらに自分が心地良いと感じるもの、経験したいもの、欲しいと思うものを、好きなように変化させたり、デザインしていけばよくて、
それは、信念体系を変えることで心地良さも変化させることが可能になります
(このあたりは、LDMの講座か、セッションを受けていただければ、感覚をつかめてくると思います)
さて、話は戻りますが、
私は、上京した当初は、いろいろ武器や鎧をまとったり、月収7桁になったりして、家族や社会を認めさせてやる必要があったのですが、
いま、その必要性を感じていなくて、
"自分らしく、幸せであればいい"
というところに落ち着いています
そして、さらにもっと深く豊かにしていくには、どうしたらよいだろという問いを、自分に向けるようになりました
そのためには、起こる変化を受け入れ、柔軟に、身を委ねるということも、時には必要なのだと感じている今日この頃です
そんなこんなで、いまそのパートナーとは、実は、いろいろあって別居しているのですが、
このまま、別れてもいいし、また一緒になる日が来てもいい
お互いが、それぞれの人生で幸せであればいい〜って心から想います
誰がなんと言おうが、私はパートナーのことを愛しているし、
それぞれが、自分のことに集中して、統合した先に、
また、心から繋がれることを信じています
なんてったって、私たちは、最強コンビですから!
すべては必然で、
すべてはうまくいっているのです^ ^